転職サイトを使って転職活動を始めようと思った時には、まずはニーズに合ったサイトを探すことが必要ですが、一口に転職サイトといってもそれぞれ特徴を持っています。
今回紹介するのは、リクルートグループが運営する転職サイト最大手のリクナビNEXTです。
リクルートグループは、
など、いずれも非常に知名度が高く、人材を扱う会社としてはトップと言っても良い会社です。
転職サイトの最大手であるリクナビNEXTも、その求人案件数や転職実績はNO.1、転職サイトに登録したいと考えているなら、ぜひ検討してもらいたい転職サイトなのです。
ここでは、転職サイトの最大手であるリクナビNEXTの特徴から評判まで、徹底解説していきます!
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1.リクナビNEXTってどんなもの?
まずは、リクナビNEXTの特徴や気になる評判についてポイントを押さえていきます。
①リクナビNEXTの特徴とは?
リクルートが運営するリクナビNEXTは、業界NO.1の転職実績を持つ転職サイトです。
求人数の多さが強みで、業種職種を問わず毎週1000件以上の新着求人が更新されることが特徴として挙げられますが、転職を成功させるためには、いかに自分にマッチする案件を見つけられるかという点が重要になってきます。
ベースとなる案件が多ければ多いほど、その可能性は広がるため、案件数の多さはそれだけで大きなメリットだと言えるのではないでしょうか?
さらに、その豊富な実績から転職に関するさまざまなノウハウを持っていることもポイントで、具体的には異業種・職種への転職成功事例が多いのも特徴のひとつです。
転職を機に新たな道へのチャレンジを検討している人にとっても、ぜひ登録をおすすめしたい転職サイトだと言えるのです。
・独占案件の多さ
また、求人案件のうち87%がリクナビNEXTの独占案件だということもポイントです。
転職活動中に求人を探していると、複数のサイトに同一の案件がよく掲載されますが、その点リクナビNEXTは、ここでしか見られない独占案件が9割近くもあるということになります。
これは、
「転職の求人を出すときは、リクナビNEXTさんにお願いしよう!」
という企業の多さ、信頼の厚さが伺える数字です。
独占求人の中に、気になる求人がある可能性も高いと言えますね。
②リクナビNEXTジャーナルを活用しよう
リクナビNEXTに付随して、リクナビNEXTジャーナルというサイトがあります。
こちらは、キャリアとビジネスに関するニュース・コラムサイトになっていて、
の4ジャンルを柱に、働く上での悩みや疑問を解消するようなものなど、幅広い記事が日々更新されています。
中には、息抜きにくすっと笑えるようなものもあるので、まずはスキマ時間にアクセスしてみてはいかがでしょうか?
転職をするかどうか迷っていたり、転職活動に行き詰まって先が見えなくなっていたりする時に、思わぬヒントが転がっているかもしれません。
2.リクナビNEXTの利用方法を徹底解説!
リクナビNEXT経由で転職活動をしてみたいと思ったら、サイトへの登録が必要になりますが、登録さえしてしまえばすぐにでも利用できるのが、転職サイトのいいところです。
それでは、どのような流れで利用を開始すれば良いのか、手順を見ていきます。
①リクナビNEXTを利用するまでの流れとは?
リクナビNEXTの登録方法は、非常にシンプルな3ステップです。
まず、公式サイトの「会員登録」から登録画面に進みます。
登録画面ではメールアドレスのみを入力し、仮登録メールを送信します。
仮登録メールを受け取ったら記載のURLにアクセスし、氏名や住所などの簡単なプロフィールを入力することで、会員登録が完了します。
なお、登録後にマイページから、追加で詳細情報を入力することが出来ます。
実際に企業に応募するとなった場合、プロフィールの他に、
が必要となってきますので、会員登録が済んだら、時間を見つけて入力しておくことをおすすめします。
②ログイン方法は?
登録後は、マイページが作成され、そこから求人への応募や、スカウト機能などの全ての機能が利用可能となります。
トップページのログイン画面から、
を入力し、マイページへログインします。
ログインできない場合、ログイン入力欄下の「ログインできない」をクリックし、指示に従ってください。
また、リクルートに関するヘルプページから、状況に応じて解決方法を確認することが出来ます。
③リクナビNENTからの応募手続きは?
リクナビNEXTで案件に応募する際は、基本的に個別の求人案件ページにある、「応募する」ボタンから応募ページに進むことが出来ます。
プロフィールや、入力しておいたスキルや経歴を利用して応募できるため、1回1回入力する必要がなく、非常に効率の良い転職活動が可能です。
案件への応募はタイミングも重要なので、気になる会社を見つけた際には、迅速な行動を心がけておいてくださいね。
ただし、企業によっては応募の際に説明会の参加が必須など、さまざまな条件がある場合もあるので、その都度「求人概要」にしっかりと目を通し、指示に従って応募をすることが重要です。
・グッドポイント診断を活用しよう
さらにリクナビNEXTでは、リクルートが持つノウハウを生かして求職者の強みを判定する、グッドポイント診断も行っています。
時間は30分程度で、18種類の中からあなたの強みを5つ分析してくれるこの診断ですが、分析結果を応募時に添付可能で、実際に80%以上の人が添付しているというデータがあるのです。
履歴書だけでは伝えきれない人物像を企業側に伝えられることで、書類選考の際にプラスになると言うメリットが生まれます。
転職活動における書類選考の通過率は、平均2割程度と非常に狭き門だと言われ、転職活動における最初の難関です。
大量の応募書類の中から、人事担当者の目にとまるような工夫をすることが、書類選考通過の第一歩になるため、各種ツールを最大限に利用していきたいですね。
・応募後の流れ
応募後は、相手先企業からの連絡を待ちます。書類選考の場合、基本的には選考結果の連絡が来ることになります。
選考に通った場合、
などのパターンがありますので、企業の指示に従ってください。
なお、よくあるのが
「応募してみたものの、相手の企業から何も連絡がないんだけど、どうしよう。。」
という状況です。
応募概要に、選考結果までに期間が明示されている場合もありますが、そうでない場合は1週間前後で何らかの連絡が来る場合が多いです。
それでも連絡が来ない時は、
1週間待っても連絡がない場合は、企業にメールか電話で問い合わせてください。
ただし、会社が事務処理などの関係ですぐに返事ができないのは、よくあることです。また、選考が長引いているだけということも考えられます。
選考結果を迫ったり非難がましい口調で問い合わせると、マイナス印象を与える可能性もありますので、落ちついた文面または口調で問い合わせるようにしてください。
との記載があるように、相手の立場に立った確認をすることがポイントです。
④リクナビNEXTの「スカウト機能」の使い方とは?
基本的には自分から求人を検索し、応募していくスタイルの転職サイトですが、企業側からのアプローチを受けることが出来る「スカウト機能」が利用可能です。
スカウトを受けるにあたっては、スカウトレジュメと呼ばれるレジュメを公開しておく必要があります。
内容としては、
など、自分の経歴や転職にあたっての情報を詳細に記載し、企業側に明確に伝えることが必要にになります。
直近の会社名を公開することで、より声がかかりやすくなりますが、まだ在籍しているなどの理由で公開を控えたい場合は、非公開にすることも可能です。
状況に応じて選択してくださいね。
・オファーの種類
企業から受け取るスカウトオファーには、以下の種類があります。
となり、それぞれ内容が異なっています。
この中でもプライベートオファーに関しては、書類選考を省略し面談や面接が確約されるものになります。
ただし、必ずしもあなたの希望に合致しているもののみが届くとは限らないため、その場合は辞退することも可能です。
また、オファーが来たからといって、内定を確約する類のものではないということは押さえておいてくださいね。
・スカウトオファー機能の利点
リクナビNEXTは案件の総数がメリットだと言いましたが、現在の仕事と並行して転職活動を進めていく場合などは時間のやりくりに苦労する場合が多く、
「今週はものすごく忙しいから、しばらく案件探しの時間は取れそうもないな。。」
というような時期もあるかもしれません。
そんな時は、つい焦りも出がちですが、スカウト機能をオンにしておけば、企業側からのコンタクトはダイレクトに受け取ることが可能です。
多数の案件を全てチェックする時間はなくても、企業からのオファーに目を通し、気になる案件があった場合には対応するというスタンスを取ることで、可能性を広げることが出来ます。
スカウト機能の使い方のコツを掴み、活用していってください。
・スカウトレポートも充実
さらにリクナビNEXTでは、スカウト機能を利用することでマイページから「スカウトレポート」も閲覧できるようになります。
このスカウトレポートは毎月発行されていて、
などの項目が記載されているため、転職市場における自分の価値を客観的に把握できることがポイントだと言えます。
転職活動において、自分の価値を把握することは重要なのですが、自分で自分を見るとどうしても主観が入り、意外に難しいものなのです。
そういった場合に、このスカウトレポートを読むことで、自分自身の価値を再認識・再発見することにつながりますので、積極的に活用していってくださいね。
3.リクナビNEXTの評判とは?
転職サイトの利用を始めるにあたって、やっぱり気になってしまうのが口コミや評判です。
ここでは、リクナビNEXTの具体的な評判について調べていきます。
②リクナビNEXTの口コミ、良いポイントはこんなところ!
「リクナビNEXT 口コミ」で検索すると、転職サイトに関する口コミサイトや、掲示板、個人ブログなど、さまざまな感想をチェックすることが出来ます。
まず、良い口コミとして一番目立つのは、やはりその案件の多さです。
転職サイトを使った転職活動では、まず自分にマッチする求人案件を探せなければ何も始まりません。そのため、圧倒的に案件が多いという点は、リクナビNEXTを選択する大きな理由になるということですね。
次に挙げられているのは、豊富な転職実績を生かした、転職活動ノウハウが非常に充実しているという点です。
はじめての転職パーフェクトガイド、専門家が答える転職Q&A等を始めとした、転職活動の際に実際に参考にできるようなコンテンツが揃っています。
このようなポイントから、転職サイトに迷ったらまずリクナビNEXT!というような評判が多くなっているのです。
③リクナビNEXTはうざい?悪い評判もチェック
一方、悪い評判として目についたのが、「うざい」というワードです。
詳しく見てみると、これは主にスカウトオファー機能についての感想となっていました。
スカウトオファー機能は、レジュメを公開することで企業側からのアプローチが受けられる便利なツールなのですが、あくまで企業側が主体となって行うものなので、説明会の案内を多数の求職者に一斉送信するようなケースも多々あります。
そのため、自分の希望と合っていない、マッチしていないと感じるスカウトがたくさん届いてしまい、うざいという口コミにつながってしまっているわけです。
ちなみに、スカウト機能が合わない・使うのをやめたいと感じた時には、マイページからいつでも設定をオフにすることが可能です。
ただしこの場合、すべてのスカウトが来なくなってしまう点に気を付けなくてはなりません。
・ブロック企業設定が可能
もし、何度も同じ会社からのメールが来てしまうなどの理由で、特定の企業のスカウトメールをストップしたい時は、「ブロック企業設定」をすることで、その企業からのスカウトを受けとれない設定に変更できます。
このブロック企業設定の機能は、
「スカウト機能を使いたいんだけど、転職活動が今の会社にバレるのは困る。。」
という理由からスカウト機能をためらっている人にも、利用をおすすめします。
前提として、リクナビNEXTのスカウト機能では、企業側が住所や氏名などの個人情報を見ることができないので、個人の特定については心配しすぎる必要はありません。
ただし、職務経歴やスキルなどが特殊な場合など、やはりレジュメを公開するのが不安だと思う人は多いものです。
その場合は、自分の会社を「ブロック企業」として設定しておくことで、あなたのレジュメを閲覧することも、スカウトを送ることも出来なくなります。
状況に応じて機能を活用することで、悪い口コミの理由をやデメリットを解消することが出来るかもしれません。
4.リクナビの多様なサービス
リクナビの転職支援は、案件検索に特化したリクナビNEXTの他にも、様々なものがあります。
ここでは、その中でいくつかのサービスをご紹介していきます。
①リクナビエージェントって?リクナビNEXTとの違い
リクナビNEXTの登録時やマイページに、「転職支援サービスに申し込む」というチェックボックスやリンクが表示されることがあります。
この転職支援サービスと呼ばれるものが、リクルートが運営する転職エージェントの「リクルートエージェント」になります。
転職エージェントでは、自分と企業をつなぐ仲人さんとして、キャリアアドバイザーと呼ばれるエージェントの担当者が付き、
など、転職に関するさまざまな業務をあなたに代わって行う、転職活動の強い味方です。
もし、リクルートエージェントの手厚い転職支援が気になった場合は、リクナビNEXTと併用して利用しても問題ありません。
どちらも全て利用は無料で、それぞれ違ったメリットを同時に得ることができるため、より転職成功に近づく可能性も高いと言えます。
ただしエージェントはその特性上、ウェブからの申し込みでは完結せず、サポートしてくれる担当者との面談が必要になります。遠方だったり直接会う時間がない場合は、電話面談も対応してはいますが、
「申し込んだものの、時間がなくてつい面談を先延ばしにしちゃった。。」
という結果になってしまっては意味がないので、面談時間の確保について事前に計画した上で、有効に利用してくださいね。
②リクナビNEXTプロジェクトってどんなもの?
リクナビNEXTについて調べている中で、「リクナビNEXTプロジェクト」というサービスが目についた人もいるかもしれません。
こちらは求職者向けではなく、企業向けに提供されているサービスになります。
専任のプランナーが各企業につき、低価格な着手金で、求職者に直接オファーでアプローチしながら採用をバックアップするというシステムです。
求職者に送られてくるスカウトの中の、
に、このサービスが利用されているということになりますね。
人材業界においては、優秀な人材を効率よく確保するために、企業側が有償でこのようなオファーシステムや転職エージェントなどのサポートを利用するのが一般的になっています。
各種サービスを無料で使い倒し、転職を進められるという意味で、求職者は非常にラッキーな立場だと言えますね。
まとめ:転職サイトでNO.1の最大手
リクナビNEXTを語るうえで、最後にひとつ欠かせない数字をご紹介します。
転職サイト経由で転職決定した人のうち、45.8%がリクナビNEXTを使って転職先を決めているというデータです。
転職を決めた人のうち、2人に1人が利用しているということは、リクナビNEXTを使わないと、転職の機会を逃すことになるかもしれないと考えられるような数字ですね。
しかし、このような圧倒的なシェアと実績を誇っているからといって、安心してはいけません。
どんなサイトを利用する時にも、一番重要なのは、転職希望者が主体性を持って転職活動を行っているかどうかです。
自分自身のペースで動けるからこそ、自分がどうしたいのかをしっかりと見据えて、的確な判断をしていく必要があるのです。
それが出来ていれば、リクナビNEXTはあなたにとって、素晴らしいサポートツールとなるはずです。
ぜひ自分に合った転職サイトを使って、転職成功への道筋を描いていってくださいね。