転職エージェントを複数利用した方が良い理由とは何ですか?
 

転職エージェントは、転職したい求職者と採用したい企業とをつなぐ、転職においてとても有効なツールのひとつです。
 

そんな転職エージェントを利用しようと決めた時に、あなたはいくつのエージェントに申し込みをするでしょうか?
 

「いくつも申し込むのは大変そうだから、まずはひとつにして、良さそうなエージェントだったら一社でもいいかな…?」

 

そんな風に考える人も多いかもしれません。
 

でも、ちょっと待ってください。転職活動でエージェントを利用する際は、ぜひ複数の会社に申し込むことをおすすめしたいと言っておきます。
 

なぜなら、複数利用することにより、あなたの転職が成功に近づく可能性がより高まるからです。
 

ここでは、転職エージェントを複数利用するべき理由や、把握しておくべきデメリットや注意点について、解説していきます!
 

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1.転職エージェントは複数利用がおすすめ!そのメリットとは

 

転職エージェントを使う際には、一社だけにしないほうがいいと聞いたことがある人もいるかもしれません。
 

では、転職エージェントを複数利用することで、あなたの転職活動にどんなメリットがあるのでしょうか?具体的に見ていきます。
 

①案件の選択肢が多くなる

 

転職エージェントを通して企業に応募するためには、まずエージェントの担当者から案件の紹介を受ける必要があります。
 

転職活動をするにあたって、さまざまな希望やビジョンを持っていると思いますが、母体となる案件の数が多ければ多いほど、選択肢が広がっていくというのが基本になります。
 

つまり、より多くの案件に触れるために、複数利用をおすすめしたいというわけです。

エージェント独自の案件がある

 

A社・B社・C社と3社の転職エージェントがあるとします。
 

この3社が共通して持っている案件の他に、A社しか持っていない案件、B社しか持っていない案件…というように、各エージェントが独占している案件が存在します。
 

つまり複数の転職エージェントに登録することで、他のエージェントでは見ることが出来ない案件を紹介される機会が増え、より条件の良い案件と巡り合う確率が上がるというメリットが生まれます。
 

そして、独自案件ということは、その企業とエージェントのつながりが深いことを意味していますので、選考が有利になることも考えられるのです。

・紹介される案件は担当者によってバイアスがかかることも

  • 転職のプロとはいえひとりの人間、案件の選定には主観が入ることもある
  • 複数の担当から来る案件を比較すると、良い選択をするためのポイントが見えてくる
  • ②相性の良いエージェントや担当者を見つけることが出来る

     

    転職エージェントは、大手の総合エージェントから小規模で専門分野に特化したエージェントまで、さまざまな形態があります。
     

    さらに、同じエージェント内でも多数の担当者がいるわけですから、担当者とあなたの相性が良いかどうかは、運の要素が強いです。
     

    転職エージェントの担当者は合わないと思えば変更することができますが、どうしても言いにくいと感じてしまう人が多い上に、
     

    「変更してもらった担当者がまた合わない…そもそもこのエージェントが合わなかったのかも…」
     

    というような事態も起こり得るわけです。
     

    まずは登録し、自分に合うエージェントに絞っていこう

     

    このように、一社だけ登録してそのエージェントと相性が悪かった場合には、そこでいったん活動をストップして次のエージェントに登録しなくてはならず、時間のロスが発生します。
     

    また、転職エージェントそのものにマイナスの印象を持ってしまうこともあるかもしれません。
     

    そのため、始めから複数のエージェントに登録することで、ひとりだけではなく複数の担当者と接しながら転職活動を進めていくスタイルをおすすめします。
     

    気になるエージェントがあったら、まずは申し込みをしてみることです。
     

    そして、さまざまな転職エージェントがあって色々なタイプの担当者がいるのを実際に見て、自分に合わないエージェントには断りを入れていきます。
     

    最終的には、相性の良い2社もしくは3社に絞って転職活動に取り組んでいければ効率も良いと言えます。

    ③複数の担当者と相談できる

     

    転職活動中は、どうしても不安や迷いが多くなり、煮詰まってしまいがちな状態です。
     

    そんな時の転職エージェント担当者からのアドバイスは、自分以外の意見を聞けるという意味で非常に有効なのですが、一人の担当者に依存してしまうと、思わぬ失敗や後悔をまねくこともあります。
     

    判断の材料は多いほうがいい

     

    ちょっと考えてみてください。全く同じ相談を2人の人にしてみたとしても、当然、人によって返答が異なる場合がありますよね。
     

    転職エージェントの担当者は転職のプロですが、同じプロの立場からでも、経験値や考え方が違えばアドバイスも違ってくるということです。
     

    複数のエージェント担当者に意見を聞けば、自分自身の状況を客観的に把握することにつながります。
     

    さらに、あなたが何か決断をしなくてはならないときの材料になります。判断材料は多いに越したことはありません。
     

    サポーターはひとりより2人のほうが、メリットが大きいと考えられるのです。

    2.転職エージェントを複数利用することのデメリット

     

    転職エージェントを複数利用する時に、考えられるデメリットも存在します。
     

    思わぬ失敗してしまわないように、メリットだけではなくデメリットにも目を向けることが大切です。ひとつひとつ把握していきましょう。
     

    ①登録・面談に時間を割く必要がある

     

    転職エージェントを利用するためには、まずウェブから自分についての情報を登録し、さらにエージェントの担当者との面談が必要になってきます。
     

    一社の申し込みから面談までの過程でもそれなりの時間が必要になるため、複数利用をする場合は当然そのエージェント分の手間がかかります。
     

    そのためデメリットを挙げるとするなら、この時間を確保しなければならないという点です。
     

    申し込む前にはスケジューリングを

     

    また転職エージェントでは、求職の申し込みをしてから3ヶ月間を目安に積極的な案件の紹介や転職サポートを行うのが一般的です。
     

    3ヶ月を一区切りとする理由としては、転職エージェントは求職者が転職して初めて利益が発生する成功報酬制のため、サポートの期間は一切の報酬が発生しないことが挙げられます。
     

    時間が取れずになかなか面談が設定できなかったり、転職活動が長期に渡ってしまうと、早期の転職に対しては消極的だと見なされ、優先順位を下げられてしまいます。
     

    そのため、見切り発車で複数のエージェントに申し込んでしまうと、有利に転職活動を進められなくなるのです。
     

    自分自身のスケジュールを考えた上で、何社までなら時間を確保できるか計画を立ててくださいね。

    ②転職活動中の管理が複雑に

     

    現在の会社に在籍しながら転職活動を行う場合は、とりわけ時間のやりくりに苦労する人が多いものです。
     

    例えば、転職エージェントとの打ち合わせは自分の休みの日にセッティングできるとしても、企業との面接となればどうしても有給休暇等を活用しなければならない場面が出てきます。
     

    複数のエージェントに登録すればそれだけ紹介される案件も増えますので、いかにスケジュールを管理するかが重要です。
     

    自分の予定を管理することが大切

     

    エージェントから紹介されたからといって、片っ端から面接の予定を入れてしまうと、結果として休みが取れずキャンセルすることになったり、最悪ダブルブッキングにをしてしまったりして、担当者や相手の企業に迷惑をかけてしまいます。
     

    これではいくら転職に対してやる気があっても空回りですね。
     

    複数のエージェントに申し込んだら、現職と転職活動の予定を、その都度きちんと把握して管理しておくことが必要です。
     

    手帳やスマホのスケジュールアプリなど、それぞれが管理しやすいツールを選ぶようにしてくださいね。

    ・退職後に転職活動をする場合は、より積極的な複数利用がおすすめです

     

  • 退職後に転職活動の場合、一社や二社では逆に時間が開いてしまうことも。
  • 気になるエージェントに進んで登録し、早めの再就職を目指すのが◎

  •  

    3.転職エージェントを複数利用する際のポイント

     

    あなたが転職エージェントを複数利用するときに、そのメリットを最大限に得るためのポイントがあります。
     

    転職を成功に近づけるために、押さえておくべき点を把握していきましょう。
     

    ①複数利用していることを申告する

     

    転職エージェントを複数利用していることを、それぞれのエージェントに伝えたほうが良いのでしょうか?
     

    結論から言うと、ぜひ伝えておくことをおすすめします。
     

    理由はいくつかありますが、前提として、転職エージェントを複数使用することは一般的です。
     

    複数利用はなんとなく申し訳ないと感じてしまう気持ちも理解できますが、エージェント側からすると日常茶飯事ですので、気を使って伝えるのを控える必要はありません。
     

    次に、別々のエージェントから同じ時期に案件を紹介された場合、志望度や面接日の調整などでどちらか一方を選択することが出てきます。
     

    複数利用を隠してしまうと、断る時に理由をはっきり伝えることが出来ず、そもそも転職に積極的ではないと取られてしまう可能性があります。そうなればサポートの優先順位も下がってしまいますので、やはりおすすめ出来ません。
     

    ライバルがいることでエージェントの動きが良くなることも

     

    それから、
     

    「複数のエージェントを利用していると伝えたらサポートを手抜きされちゃうんじゃないの?」
     

    という不安を持つ人がいます。
     

    これは担当者によるところもあるので、必ずしも無いとは言い切れませんが、むしろ逆の効果も考えられます。
     

    エージェントの担当者は、求職者の転職を成功させて、報酬を得たいと考えています。
     

    転職に積極的な人材であれば、ライバルのエージェントがいると分かればよりスピーディに案件を紹介してもらえるケースがあります。
     

    以上の点を踏まえると、やはり複数利用については申告しておいたほうが良いと考えられます。

    ・2つのエージェントから全く同じ案件を紹介されたらどうする?

     

  • 双方に話を聞きより詳しい情報を持っているエージェントから応募する
  • 情報が多い=相手の企業とのパイプが太いと考えられ、選考の際に有利に働きやすい
  • ②必ず大手一社は登録しておこう

     

    転職エージェントの中でも、
     

  • リクルートエージェント
  • DODA(デューダ)
  • JACリクルートメント

  •  

    は三大転職エージェントと言われ、業界問わず幅広い転職支援をしている総合型転職エージェントです。
     

    転職エージェントを複数利用する時は、まずはこの中から必ず一社、選ぶのをおすすめします。
     

    一番の理由としては、持っている案件の数が多いという点が挙げられます。転職活動は、いかに自分にマッチする求人に巡り会えるかにかかっていると言っても過言ではありません。
     

    また、扱う件数が多いということは、その分サポートしてきた求職者の数も多い=転職数が多く、ノウハウを豊富に持っている傾向があります。
     

    大手に一社登録した上で、さらに総合型エージェントに二社三社と登録するのか、業界や属性に特化した専門型エージェントを選ぶのかは、自分の希望する業界や希望に応じて選定していってくださいね。

    ③自分の性格を利用して把握する

     

    これまで、複数の転職エージェント利用をする前提として話してきましたが、ひとつ注意しなければならないのは、人にはそれぞれ性格があるということです。
     

    複数の担当者が違う意見を言ってきたとき、それらを自分の中で整理して答えを出せれば良いのですが、混乱して余計に悩んでしまうタイプの人がいます。
     

    また、
     

  • 現在の仕事
  • エージェントA社
  • エージェントB社
  • etc

  •  

    のように、複数の物事を同時進行するのが苦手で、どれも中途半端になった結果、失敗してしまった経験がある人も要注意です。 
     

    自分自身の特性が複数利用に合わないと判断したら、吟味してまず一社から始めてみるのもひとつの手です。よく検討してみてくださいね。

    複数利用は、転職エージェントをより有効に利用するための手段

     

    求職者が無料で利用できるというだけでも、とてもメリットが大きいのが転職エージェントです。

    その半面、二人三脚のように求職者と一緒に転職を行っていくからこそ、転職エージェントが転職活動に及ぼす影響は大きく、時に転職の結果を左右することになります。
     

    そのため、一社のエージェントだけを使って思わぬ落とし穴にはまってしまわないように、複数のエージェントを有効に活用し、客観的な目を持つことがポイントです。
     

    ぜひ、転職エージェントを使っての転職活動を進める上で、参考にしてみてくださいね。