看護師の仕事を続けていく中、給料への不満から副業を始めたいと感じるようになる人もいると思います。
 

近場に良い求人があったからとすぐに副業を始めたものの、「職場の人に見つかってバレちゃった……」なんてことになっては意味がありません。
 

もちろん職場に知られても平気という人は良いのですが、バレたくないと思っている人が実際多いのではないでしょうか?
 

働いている病院によっては本業に悪影響を及ぼすケースも少なくないので、仕事を始める前にまずは副業に関する知識を得ることが必要です。
 

今回は看護師のみなさんが安心して副業を始められるように、最初に知っておくべき事項を説明した後、バレずに副業を始めるポイントについて紹介していきます。
 

1.副業を始める前に知っておくべき事項について

 

副業はやろうと決めたら誰でも始められるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、病院ごとに対応は異なるため注意が必要です。

①病院で働いていても副業ってできるの?

 

そもそも副業は、どのような条件であれば許可されるのかわからない人も少なくないです。
 

基本的に看護師の副業は許されているところがほとんどですが、職場によっては法律違反になる場合もあります。
 

多くの職場で許されているからと勝手に副業を始めてしまい、あとで実は禁止されていたことがわかった、なんて事態は避けたいですよね。
 

副業をしたいと考えている人はまず最初にご自身の在籍している病院の就業規則を確認することが必須です。
 

就業規則で禁止されている場合でもやむを得ない事情により副業しなければならないときは、上司に確認してみるのもいいかもしれません。
 

特例として許可される可能性もあるので、1人で悩まず周囲の人に相談してみるのも大切です。

②公務員の場合は法律違反?

 

公立病院や保健センターなどで働いている公務員看護師の場合、副業は法律により禁止されています。
 

国家公務員でも地方公務員でもこの決まりに違いはなく、万が一副業が発覚するとなんらかの処分を下されることがあるため、公務員の人は絶対に副業してはいけません
 

それでもなお副業したいと考えている公務員看護師さんは、副業が許可されている病院への転職を検討してみてはいかがでしょうか?
 

参考:国家公務員法 第七節 服務

・準公務員の場合は?

 

もともと国が管轄していたものの、現在は法人化されたような国立病院機構や国立大学病院・国立高度専門医療研究センターに所属している看護師を準公務員と言います。
 

「準公務員の場合も公務員と同じように副業は法律で禁止されているの?」と考える方もいると思いますが、準公務員は公務員ではないので法律により副業は禁止されていないです。
 

気兼ねなく副業を始められる一方、副業に関する扱いは病院によって異なるため就業規則はきちんと確認してくださいね。

③看護師の副業には何がある?

 

看護師の副業はさまざまです。
 

その中でも病院や施設といった医療系の職場以外で看護師が実際に副業をしている例としては、
 

  • 飲食店
  • 在宅ワーク(アフィリエイトブログ、ライター、内職など)
  • 水商売(ホステスやキャバクラ、スナックなど)
  •  

    といったものが挙げられます。
     

    どれも時間に融通がききやすいものであり、働きながらでも無理なくできる仕事を選んでいる人が多いのがわかりますね。
     

    基本的には上記の副業はどれを選んでも大丈夫ですが、水商売は副業が許可されている病院でもダメな場合やバレたら職場に居づらくなるケースもあるため、勤め先の規則によってはどの副業を選択すべきかよく考える必要があります。
     

    ご紹介したもの以外にも看護師の副業はたくさんありますので、無理のない範囲で働ける仕事を見つけることが大事です。

    2.職場に副業がバレないようにするための方法とは?

     

    いくら許可されているといっても、副業しているのが職場にバレると色々と面倒なこともあるかもしれません。
     

    職場に副業がバレないようにする方法について次にお話ししていきます。

    ①職場から離れたところで働こう

     

    副業を病院関係の人にバレないようにするには、職場から離れたところで行うのが必須です。
     

    職場の近くだと同僚や患者さんなどに見つかりやすく、バレるリスクが高くなります
     

    せっかく好条件の副業が見つかったのに、近場ですぐバレてしまったなんてことになっては意味がありませんよね。
     

    「職場に近い方が通いやすくていろいろ都合がいいんだけどな……。」という人もいると思いますが、少しでもバレる可能性を減らすために、職場の人が出入りしそうな施設や病院を避けるのがポイントです。

    ②確定申告は忘れずに行おう!

     

    副業していると、条件によっては確定申告しなければならないケースがあります。
     

    確定申告する必要があるのは、2つ以上のところから給与の支払いを受けている場合・1年間の副業の収入が20万以上ある場合です。
     

    申告を忘れてしまうと、脱税とみなされて税務課から勤務先(勤め先の病院)へと連絡がくる可能性があります。
     

    副業を検討している看護師さんの中でも、職場にバレたくない人は確定申告を忘れずに行なわなければなりません
     

    確定申告は毎年2月中旬~3月中旬に税務署もしくはインターネットで行えるので、今のうちにカレンダーにチェックを入れておくと良いですね。
     

    慣れていないと大変ですが、税務署の人に聞きながら少しずつ確定申告について勉強していってください。
     

    参考:国税庁 給与所得者で確定申告が必要な人

    ③マイナンバー制度で副業がバレる?

     

    マイナンバー制度は国が国民の収入を把握し税金を徴収するものであることから、本業と副業の職場のどちらにも提出するのが必須です。
     

    提出することで副業がバレてしまうようなイメージを持たれると思いますが、きちんと税金を納めてさえいれば職場に副業が発覚することはありません
     

    マイナンバー制度では個人情報を閲覧できるのは役所の限られた人たちだけです。
     

    職場の人間がマイナンバーから副業を知ることはできないため、今までマイナンバー制度に対し漠然とした不安を抱えていた方も安心して副業を始められるのではないでしょうか?

    3.看護師におすすめの副業について

     

    看護師におすすめの副業はいくつかありますが、特に人気のあるものをピックアップしてみました。

    ①シフトが自由に組める単発バイトが人気!

     

    看護師の勤務日程は月ごとに異なるため、シフトをあまり気にしなくて良い単発日払いバイトが人気です。
     

    たとえば、
     

  • 訪問入浴
  • 単発デイサービス
  • 巡回検診
  •  

    などがあります。
     

    求人サイトによると、訪問入浴は時給2000円程度単発デイサービスや巡回検診は時給1600円前後のところが多く、短時間でも高収入を得られることがわかりますね。
     

    お金がないときや時間に余裕のあるときなど、自分のタイミングに合わせた働き方ができるので、副業をしたいと考えている人はまずは単発バイトから始めてみるのもいいかもしれません。

    ・高額な収入を得たい人は夜勤専従が良い?

     

    「せっかく副業をするんだから、たくさんお金を稼ぎたい!」という人は、夜勤専従で働いてみるのも選択肢の一つです。
     

    夜勤専従は夜中ずっと仕事をしなければならず、疲労も溜まりやすいというデメリットがあります。
     

    勤務形態や条件によっては福利厚生を満足に受けられない場合も珍しくありません。
     

    しかし1回の夜勤で27,000円~32,000円前後もらえるところが多いため、高額な報酬がほしい方は夜勤専従という働き方を検討してみるのもいいですね。
     

    病院によっては1回で40000円以上もらえるところもあるので、自分が納得いく金額を得られるように求人探しを行うのがポイントです。
     

    夜勤専従の副業が気になってきた方は、当サイトにある夜勤専従看護師の記事も合わせて参考にしてみてください。

    ②病院以外で働きたい人におすすめの副業とは?

     

    病院以外にも看護師の副業はたくさんありますが、「毎日病院で働いているから、副業は気分転換も兼ねて違う雰囲気のところで働きたい!」という人は老人ホームやデイサービスなどの施設を選ぶ手もあります。
     

    病院とは異なり重症の患者さんはほとんどおらず、日常生活援助や健康管理が主な仕事なので比較的ゆとりを持って仕事ができるのが特徴です。
     

    病棟での仕事に疲れを感じている人は副業先を病院以外のところにすることで、いま抱えている悩みの改善につながりますよ。

    ③自分では良い副業が見つけられない人は……?

     

    看護師の副業はたくさんありますが、
     

  • 自分に合った副業が見つけられない人
  • 職場にバレないか不安な人
  •  

    など、さまざまな事情により副業を始められない人も多いと思います。
     

    「副業したいのに相談できる人もいないし、どうしよう……。」とお困りの方は転職エージェントを活用してみるのがおすすめです。
     

    もちろんエージェントは転職に関してはプロフェッショナルですが、転職以外の悩みにも対応してくれるのかどうか疑問に感じる方も中にはいますよね。
     

    実は転職エージェントはあなたに合った副業を紹介してくれるだけでなく、副業に関するありとあらゆる相談に乗ってくれる頼れる存在なのです。
     

    今までたくさんの副業看護師をサポートしてきた実績のあるエージェントから多くのためになるアドバイスをもらうことで、職場にバレずに副業で上手に稼いでみてはいかがでしょうか?
     

    安心して仕事を始めるためにプロの力も借りてみるのがポイントです。

    本業も副業もどちらも楽しく生き生き行おう!

     

    病院によっては副業が禁止されているところもあるので、まずは自分の勤めている病院の就業規則を確認するのが必要だとわかりました。
     

    副業する理由や仕事は人によってそれぞれですが、ルールを守り今勤めている病院に迷惑をかけないように働くことが求められています。
     

    副業しすぎて本業がおろそかになっては患者さんに悪い影響を及ぼすことにつながりかねません。
     

    看護師の仕事は人の命を預かる責任重大なものだという姿勢を忘れないことが大切です。
     

    看護師の副業はざまざまであることから、仕事を選べばお金を稼げるだけでなく看護師として成長することもできるため、みなさんも本業でも副業でも生き生きと働けるように、自分に合った職場を見つけてくださいね。